【読書】読書習慣についてと昔読んでた本。

 

読書が苦手な人がいる。

想像以上にいる。

 

僕は小学生の頃に、父親に勧められて「読書マラソン」なるものをやっていた。

夏休みのうちに30冊読んで感想文を書くと、景品(蛍光ペンかなにかだった)がもらえるものだった。

当時の僕はあまり深く考えず、ただ楽しいから1日に1冊のペースで読んでいた。

 

だから読書感想文が苦手だと思ったことはない。

なんとなく続けていたからなんとなく力が伸びていたのだと思う。

世の中そんなもんで、ただただ続けていることが後から得意になっていくのだ。

 

だから、正直読書が嫌いな人に勧めるのは難しい。

運動経験のない人をフットサルに誘うようなものだから。

でも、この記事を見て自分も読書したいなあと思う人が一人でもいれば僕はそれだけで嬉しい。

 

さてさて、物心ついたときから本が身近にあった僕だけど、時代ごとに好きだったものを挙げていこうと思う。

 

【小学生】

 ①ハリー・ポッターシリーズ

 『賢者の石』が出たのは小学1年生の頃だった。母が買って読んでたけど、さすがにその年齢で300ページある本は読めなかった。

 小3になった途端『アズカバンの囚人』まで一気に読んでドはまり。

 毎日ハリポタごっこしてた。

ハリー・ポッターと賢者の石 (1)

ハリー・ポッターと賢者の石 (1)

 

 

 ②平家物語

 たぶんこれじゃなくて、小学生用の10巻くらいまでのやつを2-3年かけて5周くらいしてた。おかげで中2の頃にやった『祇園精舎の~』暗唱はノー勉だった。

 父親が歴史好きだったので読まされていたのだけど、これがきっかけで源義経のファンになった。

 大河ドラマは見ていません。

新・平家物語 全16巻合本版

新・平家物語 全16巻合本版

 

 

③かいぞくポケットシリーズ

 だいたい夢オチだった気がする。

 たぶん最後まで読んでないけど、おもしろかった。1巻は1989年発売なんだ知らなかった。

なぞのたから島 (かいぞくポケット 1)

なぞのたから島 (かいぞくポケット 1)

 

 

ズッコケ三人組シリーズ

 これも大好きだった。

 好きすぎて友達に"もーちゃん"ってあだ名つけてた。(余談だけど、当時は中村くんに"ナッカム"というあだ名をつけたら流行ったりして、割とインフルエンサーだった)

 株式会社の仕組みとかこれで知った。

 あとあれ好きだった、未来報告。未来にいって同窓会するやつ。

それいけズッコケ三人組 (ポプラ社文庫―ズッコケ文庫)

それいけズッコケ三人組 (ポプラ社文庫―ズッコケ文庫)

 

 

【中学生】

 ①東野圭吾作品

 東野圭吾作品に出会ったのは小6とかだったけど、中学の頃はこれでもかってくらい読みふけった。

 最初に読んだのが『魔球』で、当時講談社から出てたのはほぼ全部読んだんじゃないかなあ。

 コテコテのミステリー期も好きだし、その後の不思議SFチックなのも好き。『時生』とか。

 セックス描写が普通にあったのも中学生には刺激的でした。

魔球 (講談社文庫)

魔球 (講談社文庫)

 

 

手塚一志シリーズ

 野球部だったので、図書館で野球の本を探してたら巡り会った本。

 人にはない目線で、物事を抽象化した理論が昔から好きだったんだと思う。だから恋愛工学は自分にはしっくりきた。

理論先行であまり実践しないってのもこの頃から変わってないなあ。

バッティングの正体

バッティングの正体

 

 

こう挙げてみると、小さい頃に読んだ本が人格をつくるとはあまり思えません。

ただ、視野を広げることより好きなことを深掘りするのが好きだとか、生まれ持った嗜好みたいなのは出るんじゃないかなーと思います。